GRAFLEX Ciro 35

2002年8月、「GRAFLEX Ciro35」が仲間に加わりました。

1950年(1953年?)発売のGRAFLEX Ciro 35

LOMO Q 初のアメリカ製カメラ。

絞りやシャッタースピードはマニュアル設定

レンジファインダー(距離計)付きのカメラです。

上から見ると丸っこいデザインなのがよく分かります。

この写真の向かって右の丸いノブは巻き戻し用、

左のノブはフィルム巻き上げ用です。

ボディーはメッキではなく薄いグレーの塗装です。

レンズはGRAFTAR 50mm f/3.5, シャッタースピードは 1/10 - 1/200 + T, B

レンズの左の小さなレバーがシャッターレバー。

これを倒すとシャッターチャージと同時にシャッターが切れます。

右側のレバーはピント調節用のレバーでレンズ左側に距離目盛りが刻まれています。

露出計等は付いていないしフルマニュアルの

非常にシンプルな構造なのでシャッター以外の故障は少ないかも。

材質、その他を見ても凝った造りのドイツカメラと対照的です。

しかし、絞りは9枚羽根の円形絞りというこだわりを見せてます。

左側の小さな窓を覗いてピントを合わせて

右側のファインダーでフレーミングするようになっています。

人気のある機種ではないと思いますが、私は直感的に気に入ってしまいました。

デザイン的にもなかなか可愛いカメラだと思いませんか。

 

Copyright (C)2002 HIDEHITO All rights reserved.

Back