試作第一号のピンホールカメラです。
家にあったクッキーの空き缶を利用して
書籍やインターネットの情報を参考にしながら作製しました。
上の写真はシャッター部分です。
黒のビニールテープを貼っておくだけで十分なのですが、
ちょっと、こだわって黒のプラ板を切り張りして
スライド式のシャッターを作ってみました。
やはりこの方が便利です。
フィルムの代わりに黒白プリント用の印画紙を使います。
暗室で缶の蓋の形に印画紙を切り抜いてセットすれば
撮影スタンバイ完了です。
カメラとして使わない時には小物入れとしても使えます。(笑)
自宅での現像、プリントは想像していたよりも簡単で
引き伸ばし機などの特殊で高価な機材も要りませんし現像液などの薬品類も意外と安価なので、
夜間に浴室や洗面所を暗室代わりにして自宅でも出来ました。
ピンホールカメラの自作は思ったよりも簡単だったので、もう一台作ってみました。
暗室がないと印画紙の交換が出来ないので
ピンホールカメラはたくさん作っておいた方が良いのです。
100円ショップで見つけた正方形の缶を使用しています。
ピンホールカメラでの撮影は被写体の明るさにもよりますが、数分間シャッターを開けっぱなしにすることもあります。
そんな時にはこんな小さな三脚でも無いよりはましなのです。
同じ様に作ったカメラですが、それぞれ写りには個性があります。
ピンホール(針穴)の大きさや精度によるものと思われます。
Pinhole Camera Mk.1 は中心部分を外れるとピントが甘くなって
周辺部の光量落ちも大きい。 でも、なんとなく味がある。
Pinhole Camera Mk.2 は周辺までシャープなピントが特徴です。
というふうに、それぞれの個性を楽しむことができます。