2003年3月、"ZENIT 312M"が仲間に加わりました。
ZENIT 312Mはロシア製の一眼レフカメラ。
一般的に一眼レフカメラのイメージとしては
精密感、高級感、信頼感などがありますが
このカメラにはそんなものは微塵もありません。
そんなものをこのZENIT-312Mに求めてはいけないのです。
デザインは悪くないしカメラを持った感じも手にフィットして意外といい感じです。
でも、シャッター音はバシャバシャと情けない音だし、
シャッターの感触や半自動絞り用のメカの精度も頼りなさげです。
見た目は最新のエルゴデザインですが
その実態は 「EOSの皮を被ったSMENA」といったイメージでしょうか。
メカ的にもSMENAと同じノリで作られた一眼レフだと言えるでしょう。
何度でも繰り返しますが精密機器という言葉とは全く無縁です。(笑)
でも、この見た目と中身のギャップがロシアカメラらしくて面白いし、
標準で付いているMC ZENITAR-M2sの写りも良く
最短撮影距離が35cmなのでマクロっぽく撮ることも出来て便利です。
何だかんだと文句をつけてますが実は私は結構このカメラ気に入ってます。(笑)