ヤシカ エレクトロ 35GSを動作させるにはHM-4Nという特殊な電池が必要です。
しかも、そのHM-4Nはすでに廃盤になっています。
そこで必要になるのが電池アダプターです。
エレクトロ 35の電池でお困りの方は下の記事も参照してみて下さい。
HM-4N電池アダプターの製作編
1970年発売のヤシカ エレクトロ 35GS。
レンズは定評のあるカラーヤシノンDX 45mm F1.7
絞りを設定すると、明るさに応じてカメラがシャッタースピードを決定する絞り優先オートのカメラです。
全体的に角張った形ながらもエッジを落として曲面を多用したレトロフューチャーなデザインです。
私はなかなかいいデザインだと思うけど、好みの分かれるところかもしれません。
中古市場ではあまり人気のない機種のようで、品数も豊富で値段も安い。
ちなみに私は2000円程で手に入れました。
赤い小さなボタンはバッテリーチェックボタン。
電源はHM-4Nという単三電池を少し短くしたような形状の5.6Vの水銀電池です。
ところがこの水銀電池が生産中止で、4LR44用のアダプターを買うか
自分で作るしかないというのも不人気の要因の一つかもしれません。
関東カメラサービス製のHM-4N電池アダプターは定価2900円もします。
カメラ本体の入手価格より高くなってしまうので(^^;)自分で
HM-4N電池アダプターを作りました。
手近にある物や100円ショップで手に入る材料で簡単に作る事が出来ます。
バッテリーチェックボタンを押すとフィルムカウンター部分の緑色のランプが点灯します。
スローシャッター警告の オレンジのランプがレトロでいい感じです。
ファインダー内にもオレンジの矢印が表示されます。
露出オーバーの時は赤いランプが点灯します。
ファインダーを覗きながら正確にピントを合わせる事ができます。
日頃、ピント目測カメラばかり使ってるせいで
ピントが正確に合わせられるなんて夢のようだと思ってしまいます。(笑)
LOMO LC-Aと較べると、いかに大きいかが分かりますね。
某大手カメラチェ-ン店のジャンクワゴンで500円でゲット。
シルバーボディーとはかなり印象が違い精悍な感じで
写真で見るよりずっとカッコいいです。
やはり、カラーヤシノンDX 45mm F1.7の写りは素晴らしい。
このレンズのためだけにエレクトロ35を手に入れる価値は十分にあります。
これでボディがもう少しコンパクトだったら文句無しなのですが..