HM-4N電池アダプター

YASHICA ELECTRO 35 等に使われているHM-4N用のアダプターを自作してみました。

【注意事項】このアダプターによって何らかのトラブルが発生しても当方は一切責任を持ちません。
もしトライされる場合は自己責任でお願いします。



HM-4Nという水銀電池は現在では生産中止のため入手出来ません。
そこで身近にある材料で電池変換アダプターを作ってみました。
使用したものは外径16mm、内径12mm位のリップクリームの使用済みケースを長さ3.5cm程にカットしたもの、
100円ショップで売っていた懐中電灯(単三電池用)の中から取り出した電池受けのスプリング、
ボタン電池LR-44、4個でHM-4N代替電池を作ることが出来ます。

しかしサイズが同じでカメラに装着可能というだけで、正確に言えば電池の電圧が微妙に異なります。
HM-4Nは5.6Vですが、LR-44×4個だと6Vになります。
カメラの露出計の動作に誤差が若干生じると思いますが、
カメラのフィルム感度設定ダイヤル等で修正可能です。

今回使用したケースの内径がLR-44電池の直径より微妙に大きいので、
黒のビニールテープをケースの内側に貼って隙間を出来るだけ少なくします。
もちろんテープの色は何色でもいいです。(笑)
電池を極性を絶対に間違えないように入れます。

この時に電池が裏返らないように十分注意してください。
一個でも極性が違っていると動作しませんし、なおかつ危険です。
スプリング(懐中電灯の電池受け)側が「+」です。


スプリングをあてながら電池室に入れます。 (下向けだと電池が落ちます。)
この時にも電池が裏返らないように注意。
アダプターに入れる前に4個のボタン電池の側面にセロテープを貼って
動かないようにしておいた方が安全かと思います。
その際はボタン電池がそれぞれ確実に接触するように気を付けてください。
4個の電池の間に隙間があると電気が流れないので動作しません。
電池を入れたらすぐにバッテリーチェックボタンを押してランプが点灯するか確認。
点灯しない場合はすぐに電池アダプターを取り外しボタン電池の極性をチェックします。

By HIDEHITO

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