SMENA 8Mの内部反射をなくそう!
SMENA8Mで逆光気味の写真を撮ると白いもや状の光が写り込んでいる事があります。
これはおそらくカメラ内部の反射によって起こると思われ、レンズフードを付けても根本的な解決にはなりません。
なおこの改造によるトラブル等について当方は一切責任を持ちませんので、トライされる方は自己責任でお願いします。
この赤く選択された部分は通常のカメラでは光が反射しないようにツヤ消し処理がされています。(LC-Aもちゃんとそのようになってます)
8Mはこの部分がつるつるのプラスティックのままなので余計な光が反射してフィルム面に当たっているようです。
8Mはこの部分がつるつるのプラスティックのままなので余計な光が反射してフィルム面に当たっているようです。
ホームセンターでカッティングシートの中に黒いビロード状のタイプがあるのを見つけました。(普通の黒のカッティングシートではだめです。)
左の写真でフラッシュの光を反射していないのが良くわかると思います。
レシートにはショクモウ(植毛?)ブラックと書かれていましたが正式名は解りません。
裏のシートをはがすと粘着シールになっています。
これを貼り付ける面に合わせて切り取って貼りました。
左の写真でフラッシュの光を反射していないのが良くわかると思います。
レシートにはショクモウ(植毛?)ブラックと書かれていましたが正式名は解りません。
裏のシートをはがすと粘着シールになっています。
これを貼り付ける面に合わせて切り取って貼りました。
もし、植毛紙が見つからない場合は、プラモデル用塗料の「つや消し黒」を買ってきて
筆塗りすれば同様の効果があります。(ただし植毛紙より効果は落ちるみたいです。)
塗料にベビーパウダーを混ぜてやると仕上がりがさらに「ざらざら」になってより反射が少なくなります。
*筆に塗料を付け過ぎてはみだしたり、カメラ内部に塗料がたれたりしないように注意して下さい。
SMENA35はこの部分がつるつるの平面でなく筋状のモールドになっており、
8Mより少しは改良されているようですが、
光を反射する事に変わりはありませんので同様に処理しました。
この処理をしてからはレンズフードは使っていません。
現時点では逆光気味の写真にも白いもや状の光は写っていませんが、もう少し様子を見てみます。
丸もしくはリング状の光の写り込みはレンズフレアーですので、これとはまた別の問題です。