ロシアカメラ・AGAT-18Kの補足情報
前回の記事でお知らせしました『Pen BOOKS ロシア・東欧デザイン』が発行されました。
この書籍の中で私はロシアカメラ8台の写真撮影とそれぞれのキャプション(説明文)を書かせていただきました。
(この写真はPen BOOKSに掲載されたものではありません)
AGAT-18Kのキャプションでこのカメラの特徴として縦に二分割されると書いていますが、
誌面では触れられなかった部分の写真と補足説明をしておきます。
AGAT-18Kは縦に持って写真を撮るようにデザインされています。
フィルムを入れたり取り出す時は下の写真のようにボディの中央から二つに分割します。
黄色いコダックの35mmフィルムとくらべるとAGAT-18Kがとてもコンパクトなカメラであることがお判りになると思います。
ハーフサイズカメラなので24枚撮りのフィルムを入れたら倍の48枚撮影することができます。
撮影枚数に余裕があるので、デジタルカメラ感覚で気軽にシャッターが切れるのが魅力です。
AGAT-18Kで撮影した写真を一枚載せておきます。
(AGAT-18K)
ピント合わせは目測による手動ですが、ピントが合えば予想以上にシャープな写りをします。
しっかりとした発色でとても魅力的なカメラです。
この写真ではいかにもトイカメラらしい周辺光量落ちが雰囲気を出しています。
随分前に撮った写真なので、これを機会にまたAGAT-18Kを使ってみようと思います。
AGAT-18Kで撮影したこの他の写真は
LOMO Qのハーフサイズカメラギャラリーで公開しています。
ぜひご覧下さい。