CHAIKA

ロシア製ハーフサイズカメラChaika-1で撮った写真 Part.2

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(CAMERA:Chaika-1 SCANNER:EPSON GT-9700F)

ロシア製ハーフサイズカメラのChaika(チャイカ)-1で撮影した写真です。
ロシア製トイカメラによく見られるような派手な発色ではありません。
背景のボケは綺麗とは言えないですね。

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(CAMERA:Chaika-1 SCANNER:EPSON GT-9700F)

写真の細部が良くわかるように大きくスクエアに切り取ってみました。
私の古いスキャナでも予想以上に細部まで解像しています。
遠景のビルの色も良いし立体感もあります。
最新のスキャナを使えばもっとシャープな写真になるでしょう。
ハーフサイズのコンパクトカメラとしては上出来かと思います。

ロシア製ハーフサイズカメラChaika-1で撮った写真 Part.1

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(CAMERA:Chaika-1 SCANNER:EPSON GT-9700F)

ロシア製ハーフサイズカメラのChaika(チャイカ)-1で撮影した写真を何枚か載せていきます。
上の写真はもう少し絞って撮ったら良かったですね。
目測によるピント合わせですが、ほぼ狙い通りのところに合っているようです。
オートフォーカスカメラだとピントが合うのは当たり前のことですが、
距離計も付いていない目測のクラシックカメラではピントが合っているだけでも嬉しいのです。

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(CAMERA:Chaika-1 SCANNER:EPSON GT-9700F)

明暗差の激しい被写体なのでちょっと厳しい条件です。
この写真では判りづらいかと思いますが暗い部分もちゃんと写ってます。

ロシア製ハーフサイズカメラChaika-1

「ペンブックス ロシア・東欧デザイン」でご紹介したロシアカメラの一つ Chaika(チャイカ)-1。

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Chaika-1は通常のフィルムカメラの倍の枚数を撮影することができるハーフサイズカメラです。
まだフィルムが高価だった頃に流行した規格です。
36枚撮りのフィルムを入れると倍の72枚も撮影出来るということになりますが、
Chaikaの場合は下の写真を見ていただければ判るようにフィルムを巻き取るスプールの径がが太いので、
50枚程度撮影した時点でボディと干渉してしまいそれ以上巻けなくなってしまいます。
36枚撮りフィルムを使用することは出来ますが、24枚撮りを入れたのと同程度の枚数しか撮れません。
Chaikaの設計時には36枚撮りフィルムなど想定されていなかったためであり、仕方が無いことです。

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Chaika-1はピントは手動、絞りとシャッター速度もすべて自分で設定しなければならないフルマニュアルカメラです。
シャッタースピードは1/250、1/125、1/60、1/30、B(バルブ)。

レンズはIndustar-69 28mm f2.8、
35mmフルサイズ換算では約40mm相当となり画角的には使いやすいレンズです。

このChaika-1は40年以上前に製造されたカメラですが、フィルムを入れれば今でもちゃんと綺麗に写真を写すことが出来ます。
構造がシンプルな機械式のフィルムカメラならではの特徴でもあり大きな魅力でもあります。
フィルムが製造される限りは今後も現役で使うことができます。
もちろん機械的な故障はあるかと思いますが、電子式のデジタルカメラと比べると何十年経ったとしても修理出来る可能性は格段に高いのです。

ハーフサイズなのでフィルムの一コマが通常のカメラの半分の面積しかありません。
そのため私が使用している古いスキャナ(EPSON GT-9700F)では十分に高画質なスキャンは望めません。
それでもデジタルカメラとは少し趣の違うハーフサイズフィルムカメラの魅力を感じていただくことは出来るのではないかと思います。

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(Chaika-1 SCANNER:EPSON GT-9700F)

このところの急速なデジタルカメラ化の影響を受けて需要が減ったために、
フィルムを比較的高画質でスキャンできる現行機種のスキャナーはEPSON GT-X970くらいしか選択肢が無くなってきました。
GT-X970も発売されてからかなり経ちますが後継機が発売されるのかどうかも見えてこない状況です。
今のうちに確保しておくべきか悩ましいところですね。